皆さま、こんにちは。
今日は在宅復帰された利用者さんについて、ご紹介したいと思います。
4月末、系列病院からリハビリ目的で入所されました。
95歳という年齢、入院生活が長引いたことで、体力の低下もあり、自宅に帰ることは難しいかな・・というのが最初の印象でした。
しかし、ご本人は「自分のことだから、頑張ってやっかんね~」と至ってマイペース。リハビリにも熱心に取り組まれました。
(階段昇り降り練習)
(施設行事を通じての家事動作練習)
入所後、一か月が経過した頃には施設環境での生活動作はほぼ自立されました。
ここまで元気になられたら、自宅に帰ることも不可能ではありません。
早速、ご家族と相談し居宅ケアマネジャーを依頼したり、準備を始めていきました。
【退所前訪問指導】
帰る前に自宅外出をし、実際に家の中で動いてもらい、動作確認をします。
本人、家族、リハビリスタッフ、福祉用具さん、居宅ケアマネや在宅サービス関係者さん等にも参加してもらいます。
在宅生活における、環境面の課題や本人の役割、家族の協力、必要な介護サービス等を話し合い、スムーズに在宅生活に移行できるようにします。
コロナ禍での感染症対策にも気を配りました。
(調査前) (調査後)
玄関段差があり、転倒の危険性があります。 手すり付きステップ設置。これで安心です。
そして、いよいよこの日がやってきました。
9月16日 大安吉日 天気は晴れ/くもり
ご家族に迎えられ、我が家へと帰られました。
この瞬間、この表情を見るために、と言ったらオーバーですが、老健施設スタッフとしての醍醐味を味わえる瞬間です。
さて、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今回は在宅復帰された方をご紹介させていただきました。
老健みがわでは、リハビリや在宅復帰以外にも、様々なお悩みや問題を抱えた方々のご相談もお受けいたしております。
胃瘻や経鼻経管栄養、喀痰吸引、褥瘡処置など医療的ケアが必要な方
ご自宅などでの生活に不安があり、施設を検討されている方など
そのような方々の ’生活や心の「より所」としてありたい’ と考えております。
どうぞ、お気軽にご相談ください。
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